山中渓温泉

山中渓温泉

物件情報

天王寺から和歌山へ伸びるJR阪和線のうち大阪府最南端に存在する「山中渓駅」はその名の通り、大阪と和歌山を隔てる和泉山脈の山中に存在するちょっとした秘境駅となっている。大阪市内から電車で片道1時間近く掛かる辺鄙な場所で、駅周辺は紀州街道の宿場町に由来する古い街並みも連なっているが、普段は観光客がわざわざ来る事もない鄙びた集落でしかない。

そんなJR山中渓駅から和歌山方面に1キロ程進んだあたりにかつて「山中渓温泉」と呼ばれていた温泉地が存在する。昭和5(1930)年の山中渓駅開業当時から細々と続いていた小さな温泉地で、温泉旅館数軒が営業し昭和30年代までは栄えていたが、阪和自動車道の開通などで観光客が素通りするようになると寂れ始め、2005年頃に最後の一軒となった「ほととぎす旅館」が廃業して以降は、完全なる廃墟温泉地となり人々に忘れ去られた存在となった。

今となっては、すぐそばを走る府道64号線沿いから、木々に埋もれて惨たらしい姿を晒している廃墟旅館の数々が拝めるのみである。廃墟マニアの不法侵入が後を絶たず「無断立入厳禁」と書かれた仰々しい警告看板が張り出されている。

物件写真

阪和線の車窓から山中渓の廃墟旅館が見える…かも

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