市営魚崎南第二住宅

物件情報

所得が低い住宅困窮者向けに都道府県市町村により貸し出されている公営住宅というものは、基本的には犬や猫などのペットの飼育が禁止されているのが表向きだが、実際には孤独に耐えかねてペットを飼ってしまう住民も多い為、半ば黙認されている事も珍しくない。しかしそれにも限度というものがある。神戸市東灘区の「神戸市営魚崎南第二住宅」の一室でなんと53匹もの猫が放置状態で飼われていて、大量の糞尿によって凄まじい悪臭を放ち、神戸市から借主の40代女性が強制退去された事件が起きた。部屋には膝の高さまで猫の糞尿が堆積し、部屋中に悪臭が染み込んで、ハエが大量繁殖、近所の住民にはたまったものではない問題だが、実際に近隣住民の中には健康被害を及ぼした人もいたようだ。

件の住民の女性は2006年に入居、その直後から猫数匹が飼育されていたが、当初は近隣住民もそれを黙認していたのが、2011年頃から猫の繁殖によって異臭が目立ち始め、翌年には住民の女性が別の場所に部屋を借りて、毎朝餌やりにだけ来るような状態になり、ここには住んでいなかったとされる。2017年4月に強制退去によって清掃業者が入るまで8年以上もこの問題が放置されていた訳だが、借主の女性はその後神戸市から清掃費用として約1000万円が請求される事となった。紛れもなくこれはアニマルホーダーと称される「病的な多頭飼育者」による最悪のケースの一つ。何事もやり過ぎはいけません。

物件写真

市営魚崎南第二住宅。阪神青木駅・魚崎両駅の中間地点にある

報道写真と照らし合わせると当団地の3号棟の一室が猫多頭飼育の現場である

当該部屋に面する中庭。この一帯に猫の悪臭が充満していたのであろう

市営住宅で猫は飼えません

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