四貫島商店街

物件情報

尼崎市の阪神尼崎駅と大阪市の近鉄大阪難波駅とを結び、私鉄二社が乗り入れし神戸と奈良を直結する「阪神なんば線」が2009年に開通し、長らく「阪神西大阪線」として西九条止まりだった状態が解消されるも未だにローカル感の抜けないのが西九条の隣にある「千鳥橋駅」。この駅前には此花区を代表するアーケード街「四貫島商店街」があり、地元民のおっちゃんおばちゃんが群がる下町感全開のお買い物スペースとして機能している。

厳密には四貫島商店街の中で「本通商店街」「中央通商店街」、さらには伝法寄りの「森巣橋筋商店街」、北港通を挟んだ南側の「このはなストリート」(此花住吉商店会)の4つの商店街に分かれていて、合わせると結構な規模のアーケード街になるはずだが、いずれも地元の老人しか立ち寄りそうにない行き遅れた感じしかしないのは共通している。大阪ベイエリアの下町らしく貧乏臭いディスカウント衣料店や食料品店、アルコール類の陳列方法がユニークな酒屋、それに妙に多いパチンコ屋と安呑み酒場、アーケードを外れると漏れなく場末感漂うスナック街が立ち並ぶ。

また、四貫島本通商店街の入口付近にあるスギ薬局が入居する雑居ビルは以前パチンコ店「CROSSニコニコ」だった所だが、2009年7月にDQN客がサラ金で借金まみれだった事をきっかけに人生やぶれかぶれでガソリンを店内にばら撒き放火、5人が死亡する大惨事の舞台となっている。事件直後に置かれた献花台の背後になぜか「CR海物語」のイラスト看板が置かれているのがテレビ等で映った事でネット上では不謹慎だと騒ぎにもなったのは記憶に新しい。放火犯である被告は2016年に最高裁において死刑判決が確定している。ちなみに同パチンコ店は事件後に「Ciao」と名称を変えて営業していたが、パチンコ台の不正(遠隔操作)が判明し風営法違反で経営者が検挙され閉店した。

物件写真

放火殺人事件の舞台、四貫島商店街入口にあった遠隔操作パチンコ店「Ciao」。現在はスギ薬局

パチンコ業界の闇

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