甲府・湯村温泉

甲府・湯村温泉

山梨県の県庁所在地・甲府市の中心市街地から北西に外れた場所に存在する温泉街、それが湯村温泉である。とりあえず関西圏の人にとっては兵庫県にある同名の湯村温泉とごっちゃになってしまいそうになる事必至で、妙に寂れまくっているのが特徴的だが、「弘法大師によって開湯され1200年の歴史を誇る」「武田信玄の隠し湯」などと地元の温泉旅館の触れ込みには仰々しく書かれているし、近代では太宰治といった作家が逗留するなどしていた由緒正しい温泉街なのである。

甲府の湯村温泉、鄙び具合もほどほどに良いのだが、僅かに残るスナック街は個性的で、真っ赤な看板に手書きの「スナック田」、レトロモダンな外観のコンクリート建築なのに名前は「スナック鬼娘」、とどめには川に真っ赤な欄干の太鼓橋を掛けて「和風スナック赤い橋」と来たもんだ。もっとも現役で営業しているかどうかは疑わしい。歓楽要素もそれなりにはあったようにも見えるが、戦後勃興した笛吹市の石和温泉の方に客が流れてしまったようだ。

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