羽村・まいまいず井戸

羽村・まいまいず井戸

物件情報

JR中央線と青梅線で新宿から片道1時間、東京都西多摩地域にある羽村市の玄関口となるJR羽村駅で降りると、そこはかとなく漂う鄙びた地方都市感に思わず「ここは本当に東京なのか」とツッコミを入れたくなる。しかしこの街は西東京工業団地を擁する工業都市でもあり、駅前ロータリーには日野自動車羽村工場と駅を結ぶ従業員専用の送迎バスがひっきりなしに出入りする。

そんな羽村駅前に鎮座する、鬱蒼とした森に囲まれた「五ノ神社」境内に、「まいまいず井戸」と呼ばれる特徴的な古い井戸が史跡として残されている。東京都指定文化財でもあるこの井戸は、すり鉢状に掘り下げた地面の底に井戸があり、その周囲に螺旋状の通路があるのが特徴で、カタツムリに似ている事から「まいまいず井戸」と呼ばれている。こうした井戸が作られたのは武蔵野台地特有の事情があり、地面から深く掘り下げなければ水脈に辿り着けず、このような形になったという。なお、このような形状の井戸は伊豆諸島の八丈島や埼玉県狭山市付近でも目にする。

さしたる観光名所も無い羽村市にとっては、貴重な観光資源の一つらしく、B級グルメとして夜店の屋台によく売られているトルネードポテトを「まいまいずポテト」と称して販売している模様。ひたすら地味な街である。

物件写真

まいまいずポテトを作ろう

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